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YouTubeチャンネル売買実態レポートの表紙

YouTubeチャンネル売買実態レポート

YouTubeチャンネルを「事業資産」として譲渡・承継する動きは広がっているのに、日本にはその市場を体系的に整理した公開資料も統計もほとんどありません。本レポートは、市場関係者・クリエイター・企業・投資家が共通の認識を持てる基礎資料として編纂した、全11章・102ページの調査報告書です。

このレポートでわかること

  • YouTubeという経済圏がどれだけの規模に達したのか(世界・日本の主要KPI)
  • 日本で「チャンネル」という資産がどれだけ希少なのか(供給構造)
  • チャンネルの譲渡・M&Aがなぜ成立するのか、価格はどう考えられているのか
  • 5〜10年先行する米国市場と、日本の現在地
  • 2030年に向けた市場規模の試算(3つのシナリオ)

数字で見る市場

  • 7,370万人 — 国内の月間視聴者数。18歳以上人口の68%超にあたります(公式/2024年5月)
  • 約22.9万 — 登録者1,000人以上の国内チャンネル(第三者調査/2025年12月)。うち100万人以上は700弱にとどまります(同/2023年)
  • 年間5〜15億円 — 国内のチャンネル流通額。公式統計が無いため本レポートで推計しました(2025年)

このほか、YouTubeの収益構造、日本の広告費の内訳、米国市場との比較、2030年に向けた3つのシナリオを本編に収録しています。

レポートから読み取れる3つのこと

1. チャンネルは「収益資産」として評価される段階に入った

YouTubeの総収入はNetflixを上回る規模に達し、その広告収益の55%がチャンネル運営者へ分配されます。過去に投稿した動画が再生され続けることで追加の投資なしに収益が発生する点で、チャンネルはコンテンツライブラリの取引に近い性格を持ちます。国内の実際の取引でも、譲渡価格の目安として「年間営業利益の1〜2年分」といったレンジが観測されています。

2. 優良なチャンネルの新規供給は、構造的に細い

登録者1,000人以上の国内チャンネルだけで1日あたり約2.8万本の動画が投稿される一方、登録者100万人を超えるチャンネルは1日に約0.45しか増えていません。登録者10万人以上でも約1.1万、100万人以上は700弱です。この4桁を超える落差が、ゼロから育てる(Build)よりも既にあるチャンネルを取得する(Buy)ことに時間的なプレミアムが生じる理由になっています。

3. 日本市場は、米国が歩んだ道の入口にいる

米国はマーケットプレイスの成立、デューデリジェンスの標準化、機関投資家の参入という段階を約15年かけて上がってきました。日本はこのうち第1段階の成熟期から第2段階の入口にあり、収益データの検証や属人性の評価、権限移行の安全な実務がこれから整う局面です。本レポートでは2030年の国内流通額を、保守シナリオ約20億円・中位シナリオ約37億円・強気シナリオ約76億円と試算しています(公式統計ではなく、明示した前提に基づく独自の試算です)。

目次

第Ⅰ部 YouTube市場の過去と現在

  1. YouTubeの歴史
  2. 創業以来の会計年度別業績
  3. 事業状況:政治・芸能・エンターテイメントにおけるYouTubeの位置づけと影響
  4. 世界のKPI — YouTubeの規模を数字で読む
  5. 日本のKPI — 国内YouTube市場を数字で読む
  6. 総括 — チャンネル取引市場への示唆

第Ⅱ部 YouTube市場の未来

  1. YouTube経済圏 — プレイヤー・収益・未来
  2. YouTubeチャンネルの譲渡 — できるのか、なぜするのか
  3. 米国のチャンネル取引市場とマーケットプレイス
  4. 日本のチャンネル取引市場とマーケットプレイス
  5. (終章)フォーキャスト — 2030年のYouTubeとチャンネル取引市場

こんな方に

  • チャンネルの譲渡・売却を検討している、または将来の選択肢として知っておきたいクリエイターの方
  • YouTubeを新規事業やマーケティングの導線として検討している企業の方
  • 動画メディアへの投資を検討している事業会社・投資家の方
  • クリエイターエコノミーの市場動向を追っているメディア・調査関係の方

調査方法と留保事項

各プラットフォーム・企業・メディアによる公表情報、公開統計、学術論文をもとに編纂しています。日本のYouTubeチャンネル取引に関する公式統計は存在しないため、主要プラットフォームの自主発表データから推計しました。これらは各社の自己申告であり第三者監査を経ていません。また、個人間の相対取引やSNS上の非公式な取引は観測できないため、本レポートの規模・推計値は保守的な下限に近い水準としてお読みください。

本資料の内容は情報提供を目的とするものであり、特定の投資判断・ビジネス判断の推奨を構成するものではありません。

発行:アンパサンド株式会社/ページ数:102ページ/公開:2026年8月

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