YouTubeチャンネルの売買では、M&A・YouTube・契約それぞれの分野の用語が登場します。この用語集では、はじめての方がつまずきやすい用語を4つのカテゴリに分けて解説します。
この用語集では、一般的な用語とホコホコM&A固有の仕組み・画面表示が混在しているため、ホコホコM&A固有の内容は「ホコホコM&Aでは」と明記しています。取引全体の流れを先に知りたい方は「YouTubeチャンネルの買い方 完全ガイド」をご覧ください。
取引の基本用語
案件(出品)
売買対象として掲載されるYouTubeチャンネルの情報。ジャンル・価格・収益内訳などの詳細とともに登録される。
買主・売主
チャンネルを購入する側を買主、出品・譲渡する側を売主と呼ぶ。
交渉
買主が気になる案件について売主とやり取りを始めること。申し込んだだけで購入が確定するわけではなく、双方の合意を経て初めて成約となる。
オファー
交渉の中で買主が提示する具体的な価格・条件の提案。ホコホコM&Aでは、売主が承諾すると契約ドラフトの作成に進む。
契約ドラフト合意
買主・売主双方が契約書のドラフト(案)の内容に同意すること。ホコホコM&Aでは、双方の合意が揃うと交渉ステータスが「ドラフト合意済み」になり、電子署名による正式な契約締結の手続きに進む。
成約
売買条件について買主・売主の合意が成立すること。ホコホコM&Aでは契約ドラフトへの双方合意をもって成約とし、その後、署名・決済・譲渡の手続きに進む。
クロージング
売買契約で定めた条件(代金の支払い・チャンネルの譲渡など)が実行され、取引が完了すること。契約書では具体的な日付が「クロージング日」として定められる。
本人確認(eKYC)
身分証明書の撮影などを通じて、オンライン上で完結させる本人確認の仕組み(electronic Know Your Customerの略)。ホコホコM&Aでは、なりすましや詐欺を防ぐため、交渉を申し込む・受け入れるには買主・売主どちらも完了している必要がある。本人確認の流れについては「はじめてのYouTubeチャンネル購入Q&A」も参照。
動画素材の権利状況
動画で使用している音楽・映像・画像などの素材について、権利処理がどうなっているかを示す情報。ホコホコM&Aの案件情報では「素材の権利」として「完全オリジナル」「引用あり」「許諾取得済」などの区分で開示される。
エスクロー
取引の安全のため、代金を売り手に直接渡さず、第三者が一時的に預かる仕組みの総称。ホコホコM&Aでは、代金をホコホコM&Aが指定する口座で一旦預かり、買い手がチャンネルの引き継ぎ内容を検収した後に売り手へ送金する。問題があった場合は買い手へ返金される。入金・返金のタイミングについては「はじめてのYouTubeチャンネル購入Q&A」も参照。
ブランドアカウント
YouTubeチャンネルの管理形態の一つ。個人のGoogleアカウントに直接紐づいたチャンネルは譲渡できないため、事前にブランドアカウントへ変換し、オーナー権限を移す手続きが必要になる。具体的な手続きの流れは「YouTubeチャンネルの買い方 完全ガイド」を参照。
メインオーナー・管理者権限
ブランドアカウントには「メインオーナー」「オーナー」「管理者」という権限の段階がある。メインオーナーはチャンネルの譲渡を含む最終的な権限を持つ。ホコホコM&Aでは、メインオーナー権限が買い手に完全に移行した時点をもって譲渡の完了を確認する。
AdSense
Googleの広告配信プログラム。YouTubeの広告収益はAdSenseアカウントを通じて支払われるため、チャンネルの譲渡後は買主自身のAdSenseアカウントへの再連携が必要になる。
マルチプル
チャンネルの評価額を月間利益の何倍で計算するかを示す倍率のこと。一般的に、利益額が小さいほど倍率は高く、大きいほど低くなる傾向がある。予算の考え方は「YouTubeチャンネル購入の予算の立て方」も参照。
投資回収期間
購入代金を、チャンネルの収益で回収するまでにかかる期間の目安。マルチプルとは表裏の関係にあり、月間利益の12倍で購入した場合、利益が変わらなければ単純計算で回収期間は約12ヶ月になる。
取引ステータスの意味(ホコホコM&Aのマイページの進捗表示)
交渉申込中
買主が交渉を申し込み、売主の返答を待っている状態。
条件交渉中
売主が交渉を受け入れ、価格や条件についてオファーのやり取りをしている状態。
ドラフト確認中
オファーの内容に双方が合意し、契約書のドラフトを確認している状態。
ドラフト合意済み
契約書のドラフト(案)の内容に買主・売主双方が合意した状態。この後、電子署名による正式な契約締結の手続きに進む。
電子署名中
契約書への電子署名を行っている状態。
エスクロー入金待ち
買主からホコホコM&Aが指定する口座への入金を待っている状態。
譲渡手続き中
入金確認後、実際にチャンネルの譲渡(オーナー権限の移行)を行っている状態。
引き継ぎ確認中
買主が、チャンネルの引き継ぎが正しく完了したかを確認している状態。
売主への送金中
買主による確認が済み、預かっていた代金を売主へ送金している状態。
譲渡完了
送金が完了し、取引がすべて終了した状態。
申込お断り
売主が交渉の申し込みを断った状態。
交渉破談
交渉が途中で打ち切られた状態。当事者のどちらかが交渉を取りやめた場合のほか、同じ案件で他の買主との契約が先に確定した場合にも、進行中の交渉は自動的にこの状態になる。
デューデリジェンス・契約の用語
デューデリジェンス(DD)
購入前に、対象チャンネルの収益・運営実態・権利関係・ペナルティ履歴などを詳しく調査・確認すること。「買収監査」とも呼ばれる。確認すべき観点は「YouTubeチャンネル買収のデューデリジェンス完全チェックリスト」にまとめている。
表明保証
契約時点でのチャンネルの状態(規約違反の有無、数値の正確性など)について、売主が事実に相違ないことを約束する契約上の条項。虚偽があった場合の補償の根拠になる。
競業避止義務
チャンネルを譲渡した元の運営者が、一定期間・同じジャンルで新たに競合するチャンネルを始めないという約束。
引継ぎサポート期間
譲渡後、一定期間は前の運営者に運用について相談できる期間のこと。ホコホコM&Aでは、売主が希望するサポートの内容が、出品情報として開示される。
譲渡資産
チャンネルとあわせて買主に引き継がれる資産のこと。動画コンテンツ本体だけでなく、編集データ・台本・サムネイル素材・ノウハウ・外注先情報なども対象になりうる。ホコホコM&Aでは、出品情報で「譲渡資産」として開示され、契約書上は「承継対象資産」として別紙に具体的に列挙される。
承継債務
事業譲渡契約で、買主が引き継ぐと定められた債務・契約のこと。契約書に記載されたものに限られ、記載されていない売主の債務を買主が引き継ぐことはない。
ペナルティ履歴
チャンネルが過去にYouTubeから受けた警告・収益化停止などの記録。ホコホコM&Aの案件情報では「完全クリーン」から「現在ペナルティあり」まで段階的に開示される。
収益内訳・費用内訳
チャンネルの収益(広告・スポンサー・アフィリエイト等)と運営にかかっている費用の内訳のこと。ホコホコM&Aでは出品情報として開示される。
MCN契約
MCN(マルチチャンネルネットワーク)とは、複数のYouTubeチャンネルを束ねて収益化やプロモーションを支援する企業のこと。チャンネルがMCNに加入している場合、収益の一部を分配する契約が存在し、譲渡後の扱いを確認する必要がある。
事業譲渡契約書
チャンネルの譲渡にあたって、買主・売主の間で結ばれる契約書の正式名称。ホコホコM&Aではテンプレートが用意されており、譲渡代金・表明保証・引き継ぐ資産や債務・トラブル時の責任分担などが定められている。
属人性
チャンネルの運営が、特定の個人(顔出し・声・キャラクター性など)にどれだけ依存しているかの度合い。属人性が低いほど運営者が変わっても視聴者離れが起きにくいとされる。
安全性・チャンネル健全性の用語
なりすまし出品
実際の所有者ではない第三者が、他人のチャンネルを自分のものであるかのように出品する詐欺の手口。具体的な手口と対策は「YouTubeチャンネル売買の詐欺・トラブル事例と防ぎ方」で解説している。
入金トラブル
代金の支払い・受け取りに関して発生するトラブル。個人間で直接分割払いなどを取り決めると起きやすいとされる(「エスクロー」も参照)。
チャンネル乗っ取り
第三者が不正にチャンネルの管理権限を奪うこと。譲渡後に元の運営者が復旧用メールやパスワードを保持し続け、後からアカウントを取り戻すケースも含まれる。
登録者・再生数の水増し
不正なツールなどを使って登録者数や再生回数を実態より多く見せかける行為。YouTubeの規約違反にあたり、発覚すると収益化停止やチャンネル停止のリスクがある。見分け方は「YouTubeチャンネル売買の詐欺・トラブル事例と防ぎ方」を参照。
収益化
登録者数・総再生時間などの条件を満たしたチャンネルが、広告収益などを得られるようになること。ホコホコM&Aでは、収益化済みかどうかが案件の価値を左右する重要な情報として出品時に開示される。
収益化停止
広告収益などを得られる状態(収益化)が取り消されること。規約違反や不正行為が主な原因だが、再審査を経て復活できる場合もある。ホコホコM&Aの案件情報では「収益化済/停止歴あり」のように過去の停止歴も開示される。
ストライク(警告)
YouTubeがチャンネルに科す違反警告のこと。コミュニティガイドライン違反によるものと、著作権侵害の申し立てによるものの2系統があり、一定期間内に繰り返し受けるとチャンネルが停止される。
コミュニティガイドライン違反
YouTubeが定める投稿ルールに違反すること。動画の削除や収益化停止、チャンネル停止の対象になる。
Content IDクレーム
YouTubeのシステムが、動画内に他者の著作物(音楽・映像など)を自動検出した際に行われる申し立てのこと。多くの場合、該当動画の広告収益が権利者側に渡る。ストライク(警告)とは別の仕組みで、直ちにチャンネルへのペナルティにはならないが、収益に影響するため購入前の確認ポイントになる。
チャンネル凍結・BAN
YouTube側の判断でチャンネルの利用が停止されること。譲渡後にBANされると、チャンネルはほぼ無価値になってしまう。





